目が覚めて、TVをつけたらやってました。
でもね、あれって実際にほんとにあるんですよ。それも、民間二次救急ならフツーの出来事です。
あんなペーペー研修医が当直なんですよ。
指示1コ出すのに、本で調べたり、オーベン先生に電話したりしてるようです。
夜間救急なんかで医者にかかるべきではないな、ほんとに。
でも、あたしはさ、どっちかというとあちら側の立場な訳で、妻夫木くんの気持ちもよくわかる訳だ。
この問題はペーペーの頃に悩むべきところだったんだろうけど、若さ故に怖いもの知らずだったのだ、あたくし。その上、最近アルツ入ってるのか?ぐらいに忘れっぽいし。
昨日Sと会ったのも、「看護職賠償保険」の加入用紙を頂くのが真の目的だったりしたのだ。
すごいの。対人事故で、最大1億5000万も出るらしい。ってことは、裏を返せば、それくらいは請求されるってわけだ。
今の病院、何かあった時、絶対庇ってはくれないだろうからね。逆に差し出されるね。「悪いのはこいつです!」ってな具合。間違いない。その上、病院からも請求されたりして…
去年、夏まで働いていた病院は、その辺、院長の力が偉大だったのだ、と最近感じる。ほとんどの患者が「院長先生に診てもらいたい!」とやや宗教じみたところがあったのだけど、それも、彼の人柄だったのだな、と。おかげで、ただ「いるだけ」の院長ではあったが(職員の中では「元医者」という認識だった)どんなことがあっても、訴訟起こされるなんてことは勿論なく、皆さん「ありがとうございました」とお帰りになるのです。その分、そうやって慕ってくれる患者には散々ムリを聞いたりしていたんだけどね。例えば、最近は長期入院していると、一定額しか請求できなくなるので、3ヶ月で転院させるんだけど「ここで最期まで診て貰いたいんです」と言えば、採算度外視で置いてあげたりとか、個室無料で提供したりとか、患者が欲しいと言った薬はどんどん出してあげたりとか。おかげで、うちらの給料は安かったんだろうけど。
でも、そんな院長は今、かなり深刻な病状です。
介助なしでは起き上がれない、なんて話を聞いて、かなり哀しくなりました。

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